
乗鞍スキー場のリフトが週末でおしまいになるから、なんとなく行っただけ。
位ヶ原からは背の高い山々が見渡せる。広々してまったく開放的で大好きな景色。
剣が峰も、高天ヶ原もまだまだ氷の山でてかてかになっている。とても怖くて近づけないなぁ。
摩利支天ではいつもみたいに強風だったけど、そんなことにはなれてしまった様子です。
富士見岳とのコルまで移動してシールはずしましょう。
山に入った人はたくさんいるのに、位ヶ原までの斜面はまだフレッシュでした。でも雪質はなかなか手ごわくて、
ところどころでブレーカブルサンクラストになっています。そこにあたると、たちまちスキーは雪に突き刺さって転んでしまいます。
U4/9 高天ヶ原 偵察 1
乗鞍高原に車で上っていくと、
乗鞍岳のでっかい山塊が現れます。そして向かって左側の剣が峰の手前にまぁるくどどーんと鎮座しているのが高天原です。
手前に伸びる緩やかそうな尾根はなんとなく気になります。そこで、岐阜のこしりんさんを道連れにして、
下から登ることにしました。
スキー場はたくさん雪があるのに先週でクローズしています。もったいない気もしますが、
もう桜が咲いてますし、巷ではスキーなんて見向きもしなくなる季節なんですね。
しょうがないです。
休暇村から車道を歩きます。
先週まで元気にスキー場だった場所も除雪が始まって、無残にも道用の空間になっていました。除雪は一週間でかなり進んだようです。
一の瀬キャンプ場にアプローチする林道(夜泣峠)まで、昨日積もった雪を踏みながら、車道歩き。
林道からはどっちゃり残った雪の林道をひたすらあるきました。
橋を二つ渡って、高天原への取り付きです。(ヘベノ平)
新しい雪は20センチほどです。少々湿っぽいものでした。
そして、下の雪と相性が悪いらしくて、スキーをずらしてしまうと、
それ以上にスライドして落ちてしまいなかなか登っていけません。
今日はステップソールでがんばっているのです。
風も強いです。山の上ではきっと強風が続いているのでしょうね。
高天原はばーんと見える2000m台地で今日はおしまいとします。
それにしても大きな大きな山で下から登っていくのは、とても私にはできそうにありません。
風をよけた場所で、久しぶりにカップめんを食べました。ビールも一緒。
おいしかったです。
くだりはいとも簡単に終わってしまいました。
林道を引き返すのも馬鹿らしいので、
伊奈川の小さな橋からスキー場の三本滝を目指します。
のぼりはゆるいので、私のステップソールでもらくらく登りかえせました。
家に帰ってニュースを見たら、
同じ日になだれによる死亡事故があちこちで起こっていました。
V4/22 高天ヶ原 偵察2
三本滝まで車で入れました。
高天原のボトムから登山はムリということがわかったので、
それではいつものコース、位ヶ原を堂々と横切り、
剣が峰と高天のコルをトレースして、山頂から、前回の下部林道までのコースを試みます。
高天ヶ原は風の山でした。
剣が峰から吹き降ろす強風に山全体が包まれているようです。
雪はつきにくいし、その上雪面はカチカチに凍っています。
前衛の山なので、 ボトムまで斜面が続きます。
高度感大です。私たちのスキーの板はやわらかいWキャンパーのステップソールです。
ムリです。滑落したらおしまいです。
またトライするチャンスはあるだろうと、下降地点だけ確認して、
恐る恐る凍った山頂を高天のコルまで戻ります。
コルからの滑りは前日の新雪のおかげで楽しいものでした。
このまま、きり通しを通って戻るのはつまらないので、
これまた気になっていた、前川本谷の左岸の尾根をくだりました。
途中、密度の濃い若いシラビソの林に入って難儀しましたが、
コース取りを考えればなんとかなりそうです。
数回通えば、クリアできるかなぁ?
高気圧が来ています。気温も高くなりそうです。これはチャンス。
今年の五月の連休は残雪がとても多いので、
またまたこしりんさんをお誘いして、乗鞍高原温泉で定着山行です。
しかしながら残念なことに、除雪が間に合わなくて、
位ヶ原山荘までのバスは運行していませんでした。
いつもの年なら4月のおわりからですが今年は5/10くらいからの営業だそうです。
このおかげで乗鞍岳では静かな山行がてきました。
朝6時に野麦集落の駐車場で待ち合わせでした。
連休の深夜の混雑で、
こちらは1時間半ほど遅刻、7:30到着です・
車を一台ここにデポして、乗鞍高原に向かいます。
とてもおそい時間ですか、10:00ごろ三本滝から歩き出し、13:30過ぎ山頂着。
きょうは斜面の雪も緩んでいるようですし、
滑りの問題はないようです。
いよいよ念願の高天ヶ原尾根のくだりです。
はじめは尾根南寄り谷の源頭を滑ります。
まるで北アルプスのど真ん中にいるような素敵なロケーションでした。
2700mくらいからトラバースして尾根の正面を下ります。
斜度は心地よく素敵な斜面です。
森林帯にはいっても、老いたシラビソの上品な林でとても幻想的て゛した。
そのうちにカンバ帯になり森の様子が変わってきます。
2033mの台地でビールタイムとします。
振り返ると大きな大きな高天ヶ原の全容が見えました。
誇らしげなその雄姿は素敵です。
また、無事に滑り降りてこれてとても満足でした。
これは山の神様からのプレゼントだったにちがいありません。
どーもありがとう。
あとは偵察済みのヘベノ平を滑り降りて、三本滝までもどりました。
おっとゆっくりしすぎました。
宿に電話すると、「夕食は18時からですよ・・・・」
・・・・・・・駐車場17:30・・・・
残雪も多いことですし、せっかくだからやってみましょう!?。とトライしてみました。
・・・宿は朝食をしっかりたべて、のんびりでます。
こんな朝出の遅い山ヤさんはめずらしいでしょうね。
あっ・・山ヤさんぢゃないかも・・私たち。
三本滝9:35出発。昨日の疲れあるけど、
位ヶ原までの切りとおしののぼりがツライ。
いやいや登って、やっと高天のコル。13:00。
気乗りのしないこしりんさんのお尻をぺんぺんして、
やっと大日岳の山頂に立ちました。
引き続き天気はよいです。風もまあまあです。
14:00滑り出しです。
大日から一本のフレッシュなスキー跡が野麦方向に向かっていました。
この跡をつけた方はどーやら日帰りピストンの大日登頂のようです。
わたしにはとてもまねできません。
2300mくらいまでは無木立ちの美しい斜面です。
しかし、野麦の森尾根は、 わりと密度の濃い森でした。
高い木々に阻まれて周りの景色も確認できません。
GPSはたよりになります。
先行者のトレースも見つけるとなんとなく安心します。
雪面は針葉樹の落ち葉できったないですし、
(この季節はしょーがないですけど・・)
嶽谷を覗き込むとお尻がもずもずするほど深い谷でビックリしますし、
不安が重なります。
やっとカンバの林に出て、周りの景色や太陽の位置が確認できてほっとします。
ところどころ雪が消えかかって、難儀しておりたところもありましたが
(先行者はもっと雪のあるところをうまくつないでおりたようです。)
林道の少し上までスキーができてラッキーでした。
このあたりでは里からのたまねぎの料理のにおいを風に乗ってかぐことができました。
もう野麦の里はすぐそこなのですが、
私の3年前のここを訪れたいちどだけの記憶が林道をそのまま下らせず、
しかも登山道を間違えて、
こしりんさんととーちゃんを笹薮こぎへの誘いまでしてしまいました。
民家の屋根は見えていて、ゴールはもー少しだったのですが。
まさに「事前に(地図を)確認しましょう・・」です。ごめんなさい。
宿の18時の夕食時間にはとーぜん間に合いませんでした。
車を回収18:00-19:30ごろ宿着。
いつも行っている斜面です。風はおだやか。まだ高気圧の勢力は続いてます。
ステップソールで初めて山頂までいけました
。シールなしですよ。この3日間でだいぶんシールなしの山登りが上達した様子です。うれしやウレシ。
富士見岳から美しくないシュプールが何本かありました。
今回は2790mからしばらく尾根を行き、
途中から北側の谷に入りました。
太陽を背に受けてとてもきもちのよい斜面を下れました。
きょうも満足です。ボトムにて小宴会。この3日間持ち歩いたコンロがやっと出てきました。
カップめんとビールをのんびりいただき、ほんわかした一日を過ごせました。
これも山の神様のプレゼントだったんでしょうか?ありがたいです。
今日の帰還はとても早く3:30でした。
宿のご主人には、「今日は夕飯には間に合うように帰ります」とお約束してましたし。
温泉ものんびり入れてやっと温泉宿にとまっている実感が出てきました。
4日目の三本滝です。
ここののぼりもいーかげんに慣れました。
雪質も手伝って、ステップソールで登るのが速くなったように思われます。
位ヶ原の斜面を高天のコルに向かってトラバースしていたら、
ボード背負ったあんちゃんが、
高天ヶ原の斜面に取り付いて登ってます、
同じ日に高天ヶ原を登る登山者をみたのは初めてです。
登りだして3時間。高天ヶ原の山頂です。雷鳥も山頂を歩いてました。
今日はそば処「いがや」さんに15:30までゴールインしなきゃいけない課題があるので、
山でのんびりできません。
ちょっとの休憩のあと滑りだしましたが、
さっきのボードのあんちゃんが現れて、途中でびゅーっと抜かれてしまいました。
斜面は先取りされてしまいましたが、上手いあんちゃんだったので良しとします。
相変わらずよい斜面です。今日も満足・楽しいスキーでした。
位ヶ原に上り返してビールを一本だけ開けて、すぐにくだりました。
きり通しの斜面では私には「とろろそば」のことしか頭にありませんでした。
14:45にすべてを車に乗せてゴールへと向かいます。
ゴール後はそばに舌鼓をうちながら締めくくりとさせていただきました。
4日間とも天気に恵まれて、登る度に穂高や槍・裏銀座、御岳など、
ありったけの白い山々に出会うことができて幸せだったです。